コンサルで経験したPJによっては、現在の職業とはほとんど関係のないキャリアを目指すことも可能です。
企業の業績悪化を受けて自身のキャリアについて考えた結果、コンサル職に興味を持つ方も増えているのではないでしょうか。
ケース面接対策は数をこなすのが一番の近道ですが、そんなこといっても具体的にどんなことを聞かれるのか気になるのが人の常。
今回はdeloitte 素材ユニットの1次面接での私の友人の体験談を記載して行きたいと思います
志望動機
デロイトの素材では、大きく分けて2点志望動機についてきかれるようです。きちんと対策していれば他ファームも同様ですが、志望動機は事前に回答を準備できるものなので事前に万全の準備をしてください
<志望動機がきちんと固まっていない方向け>
経営コンサルタントになるための志望動機書の書き方
なぜコンサルなのか
きちんとロジカルに志望動機書を作成している方はその内容をそのまま口頭で発言すればよかと。デロイトではあまりつっこまれることはないようです。
なぜ素材なのか
Big4、アクセンチュアは様々な部署が存在しなぜその部署なのかの回答は必須です。ただコンサルを受ける手前きちんとロジカルに回答してください。
例えばTOYOTAに勤めていたとして、
候補者:自動車産業にいたので自動車を受けました
ロジカルシンキングを少なからず学んだ方にはすぐわかると思いますが、
この回答は論外です
現職と紐づけて回答すること事態を否定しているのではなく、自身がその産業で働いていてなぜコンサルをしてその産業に関わりたいのか(その産業に課題があって、それを解決したいとか)を発言できるように準備してください
雑談で急に振られるケース
かなり特殊なケースの出題のされ方で人によっては事前にわかってないとテンパるのではないでしょうか。友人も「これはケースなのか?」とちょっと悩んだようです。説明しやすいように少し内容を変えて下記します
面接官:へー、じゃあ結構素材でコンサルになることに抵抗はないんだね。職業を変えるってことになるけど、現時点で不安とかある?
候補者:一般的にコンサルは激務と言われているので、どのように激務なのか少し不安です
面接官:激務ってことだけど、コンサルの仕事ってどんな風に分類できると思う?
候補者:(あ、察し)少しお時間ください。整理します。
面接官:いいですよ
候補者:良い面と悪い面の2点で分けますと、良い面が‥
といった感じで、会話のキャッチボールがロジカルに回答できているかを問われます。これってケースか?と言われる方もいるかと思いますが、質問を瞬時にロジカルに回答し続けるのは相当センスがあるか訓練していないと難しいです。
今回のファインプレーは瞬時に回答できないと踏んだときに少し時間を設けたことです
「これくらいすぐに回答できないのかよ」と考える面接官もいらっしゃるかもしれませんが、ちんぷんかんぷんな回答をされるより全然マシです
<ケースが出されるタイミングについては下記の記事にまとめてます>
【コンサルの面接でテンパらないために】ケースが出題されるタイミング
最後に
ケースの出題のされ方がかなり特殊でしたが、問われていること自体の難易度は高くありません。コンサルでない方は、日頃の仕事でも「論点は2点あって、1点目がxxxで、2点目がxxxと考えています。1点目については‥」と回答するように訓練すると慌てずにすむかと。
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