KPMGコンサルティング 中途採用1次面接【体験談】

コンサルで経験したPJによっては、現在の職業とはほとんど関係のないキャリアを目指すことも可能です。

企業の業績悪化を受けて自身のキャリアについて考えた結果、コンサル職に興味を持つ方も増えているのではないでしょうか。
ケース面接対策は数をこなすのが一番の近道ですが、そんなこといっても具体的にどんなことを聞かれるのか気になるのが人の常。

今回はKPMGコンサルティングの体験談について記事にしました。
ちょっと特殊な結果になったので、参考にはならないかもしれませんが。。

志望動機

ロジカルに志望動機書を記載しているみなさまには問題ない関門かと思いますが、今一度自身のロジックに抜け漏れがないか確認しておくとよいかと。

<志望動機がきちんと固まっていない方向け>
経営コンサルタントになるための志望動機書の書き方

では私のケースについて記載します。

面接官:なんでコンサルになろうと思ってるの?
候補者:工場の技術者という立場から仕事をしてみて、生産性のみでなく事業としてどうあるべきかについて考えるような仕事をしてみたくなったためです。
面接官:え、生産技術の人なのに珍しい考え方だね。言える範囲でいいから今の事業について思うこと教えて
候補者:例えばなのですが、xxxという失敗をした原因がxxxにあるのに対して。。。

といった具合で割と面接官はフランクな方でした。
志望動機の深堀はされず、今かかわっている事業への課題感を聞かれたのは他ファームにはなかった視点ですので志望動機と紐づけて準備しておくとよいでしょう

嫌味な言い方になってしまうかもしれませんが、私の場合たまたま面接官に気に入られたため、ケース面接は免除になりました。
おそらく生産技術者が事業に対して意見を持っている点が評価されたのかと思いますが、コンサルになってわかりましたが割と生産技術者からコンサルになる方はいるので同じ境遇の方は期待しない方がよいかと。

 質問タイム

上述したようにケース面接は免除になりましたので、ほとんどが候補者からの質問タイムでした。

面接官:もう君は次に通すから、ケースはいいや。時間あるし聞きたいこと聞いて
候補者:(え、まじか後30分以上ある)ではKPMGでの中途入社者へのコンサルとしてのスキル教育はどのようにされますか

と長時間質問タイムが設けられまいた。早めに終了するのもよいですが、コンサル未経験の方は数少ないコンサル事情について知ることができる機会かと思いますので時間いっぱい質問しましょう(入社した後、印象に残っていればスタートダッシュがきれます)

もちろん一定数の質問は事前に準備しているかと思いますが、ネタぎれのために「一番面白かったPJはなんですか。面白さの定義はお任せします」と質問をすると派生して色々きけます。人によってはきつかったPJをあげますし、マネージャー以上になって初めて取ったPJをあげる方もいて聞く方も楽しめます。

余談ですが、KPMGの質問タイムで印象に残った回答をあげます

候補者:クライアントの実務者がPJの決定事項に反発してきた場合どのように対処するのですが
面接官:きちんと説明を実施して、ダメならその上司に説得してもらうようにして、それでもダメならその実務者を外してもらうようにするかな。それでもダメな時はうるせっなっちゃう笑

候補者:コンサルはExcelやpptでショートカットキーを駆使していると聞きますが、現時点であまり早くはないのですが業務支障はありますか
面接官:資料作成に時間がかかる分、残業は長くなるかも。あとは、新卒の子たちに見られたら、裏でプククってなってるかもね

 最後に

かなりフランクな面接官でかつ進行も珍しいので参考にはならないかと思いますが、読み物として楽しんでいただけたら

<まだケースに自信のない方は、まずフェルミ推定から>

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

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