コンサルの関門であるケース面接。万全の準備をしていても、当日テンパったりしては短い時間で回答しなくてはならないケースにおいては致命的です。
しかしながら、面接では「はい、今からケース面接しますね」なんて言われることはほぼないです。
実力を出しきれず面接に落ちる可能性をさげるために、面接時におけるケースの出題タイミングを3つのタイプにまとめました。事前に「あ、ケースだ」と察せれば合格率も上昇するはず
事前に問題がかっちり決まってるケース
このタイプは面接官が事前に準備された紙を読み上げるか、手渡すかのどちらかのアクションをとるのでここでケースがくるなと、かなりわかりやすいです。
ケースの導入という点では、問題ないかと思いますが手元の紙に気を取られて志望動機などの受け答えが散漫にならないよう注意しましょう
また事前に準備されているだけあって、出題内容が凝っている(売上が3期連続減少中で、費用として大きなウエイトを占めているは労務費と製造設備の固定費。。。など)ことが多いので抜け漏れなく読み込むようにしてください
お題だけその場で決めるケース
戦略・総合系関係なく、このパターンが多い印象です。出題されるトリガーとしては多いのは「趣味はなんですか」「ここまでどうやって来ましたか」などのプライベートな質問をされたときです。
具体的には
面接官:休日とか何をされてますか
候補者:ゴルフの練習場に行きます
面接官:ではゴルフの練習場の営業利益と3年でその営業利益を2倍にする方法を教えてください
といった形で、趣味などのお題に対して営業利益の算出とそれを伸ばす施策をきかれる場合が多いです。そのため、趣味などの質問をされたら心の準備をしておくとよいでしょう
もはや面接官の気分?超フリーケース
これはもはや対策のしようがないです。ケースを出される前は常に気を張っておくしかないです。ただこういったトリガーなくいきなりケースを振られることもあるといったこともあると知っているだけでテンパらなくてすむかと。一応具体例を書きますと
面接官:志望動機についてはわかりました。今製薬会社のPJやってるんですよねー。では胃薬の売上向上策考えて。コンビニの胃薬でいいや。コンビニの胃薬の売上とその向上策で
と、かなり唐突に始まります。こころの準備のしようがないですが志望動機を話終わったらくるな程度に身構えてみてはどうでしょうか
最後に
コンサルの面接を受ければわかりますが、意外といつケースがくるのかと不安になりますよね。結局は万全の準備に勝るものはないですが、事前に知ってるのと知らないのとではメンタル状態も変わってくると思います
いずれにしても、まずは冷静な状態でケースができることが条件なのでとにかく本などで練習
一人での対策は難しい方はエージェントを利用するのも手です。とりあえず登録して相談してみては?