こんにちは。個人的な話ですが、現在育休中で子育ての必要なことを調べたので自分のための整理も兼ねて記事にしたいと思います。
子供と格闘して日々慌ただしいとは思いますが、遊びなどを工夫することで子供のIQやIQ以外の今後の社会で必要な能力があげることができます。年齢別にまとめますので、ご自身のお子さんの年齢に合わせてサクッと読めるようにまとめましたので子育ての助けになればと幸いです
能力別の効果
年代別に記載していくので、何がよいのかわかりにくいもののありますので冒頭でまとめておきます。この能力は上げておきたいというのがあれば重点的に読んでおいてください
ストレス値
ストレスのバランスがとれていると学習・理解に必要な神経回路が守られるし、小さなストレスを成長するチャンスに変えることができるようになります
語彙力
何がよいかではないですが、カンザス大学の研究では語彙力を伸ばすには4歳では手遅れとの結論がでているようですので出来るだけ早い段階で実施していきたいですね。ちなみに以下で紹介する方法はIQも上げます(IQの要素に言語知能があるのでそれに響くのかと思います)
語彙力を伸ばすには多くの単語数を語りかける必要があります。
成長マインドセット
困難な課題に取り組む力です。大人ではGritという言葉で一時期流行ったものですね
自制心
重要なのは自明ですが、3〜11歳の時点で自制心が弱い子供は30年後の健康度・経済力が低く、犯罪率が高い傾向があるそうです。子供の将来のことを考えると伸ばしておいてあげたいですね
子育てに必要なこと:新生児〜1歳程度
ストレス値を下げる方法
出来るだけ肌と肌で触れ合うようにするといいそうです。
授乳や寝かしつけ、おむつ交換など忙しいですが毎日8分間のマッサージを受けている生後4ヶ月の赤ちゃんは以下の特徴があるようです。
- 機嫌がよい
- 不安とストレスが少ない
- 注意力が高い
- 睡眠パターンが整っている
ぜひ実践してみてください
話を聞かせる方法
ゆっくり母音を引き伸ばして陽気なハイトーンで話す(よく幼児に対してする話し方)ようにすると良いようです。
語彙力を上げる
- 音読をする
自分の興味のある雑誌や新聞などで構わないようです - 今日の予定を説明する
出来るだけ詳細に(おむつを替える時は、「おむつをまず外して、足をあげます、そしてお尻ふきでお尻をふいて、ちょっとかぶれているのでワセリンをぬります・・」など) - 今日の振り返りを聞かせる
6ヶ月〜
- 写真や絵を説明する
この際に本のページをめくらせて、本の質感を実感させるのも良いようです
コミュニケーション力
6ヶ月〜
言葉を使う前から赤ちゃんは要求を伝えることはできるようです。
ベビーサインを覚えることで、プリスクール・幼稚園・小学1年生の子供を対象にした研究によると、コミュニケーション力以外にも多くのメリットがありますので列挙します
- 語彙が増える
- 読書力が上がる
- 単語を長く記憶できる(短期記憶力が高い)
- 視空間認知能力があがる
ベイビーサインの教え方に興味がある方は下のキットなどで
子育てに必要なこと:1歳〜
語彙力を上げる
はいはいやよちよち歩きをし始めている年齢の子供を対象にしています
- 子供がしていることの実況中継する
- 関心をもっていることやものについて詳細に説明する
「これはカレーで、インド発祥の料理を言われていて日本ではお米と食べることが多いけどナンと合わせて食べるのがオススメで・・」など
子育てに必要なこと:1歳半〜3歳
語彙力を上げる
- 読み語りを促す
親が読む部分を減らして子供にも読ませることで、口語能力がアップするようです。またインタラクティブ読書といわれる、物語をよんで途中で「次どうなると思う?」とか「この時主人公はどう思った?」とか考えさせるような読み語りもIQを上げるようです
考える力
- ごっこ遊びをする
演劇を主力とした早期教育プログラムを受けた子供は「創造的」「問題解決力が高い」「社交的」などの特徴があったそうです
子育てに必要なこと:共通
成長マインドセット(〜4歳)
- ほめるときはプロセスを褒める
よくいう「頭いいね」とか「すごい」とはではなく、「(具体的に)を頑張ったね」がよいです
またNG行動として「才能や人格を褒める」と逆の硬直マインドセットが伸びてしまうので避けてください(さすがお兄ちゃんとか言いがちですがNGです)
外国語の取得(〜7歳)
多くの方が英語の取得に苦労しているかと思いますが、7歳をすぎると獲得できる言語レベルが大きく落ちますので、7歳までに教育するのがオススメです(もちろん7歳すぎても取得は可能です)
- 生身の相手から学ぶ
ワシントン大学の研究によるとテレビや録音テープからは何も学ばなかったそうです。ただ生身の相手から学んだ赤ちゃんは遅くとも1ヶ月でネイティブの赤ちゃんと同等の聞き分け(子音と母音)ができたそうです
自制心を伸ばす
以下の教育や習い事が伸ばすことにつながるようです
- 自分の話を語って聞かせる
本を使わずに語ると登場人物や筋書きをよく記憶するようで、絵や写真を見せない物語が自制心を伸ばすようです。語彙力の観点からは語彙が多く発せられる本を利用した方がよいので、合わせて実施してみるとよいと思います - ダンス・武道・音楽をする
また嫌なことを実行する実行機能、自制心と合わせてもっておくと宿題などをやってくれる、伸ばし方としては以下があげられます
- 運動をする
- 挑戦できる目標を設定する
- モンテッソーリ教育を受ける
- 外国語を学ぶ
番外編:困った時の対応
いたずらで注意ひかない子供にするには
いたずらのようなネガティブな方法で注目を集めると子供はそのように学びます。笑いかけたり、励ましたり褒めてあげたりポジティブな行動についてポジティブな対応と取りましょう
自分で眠る力をつけるには
生後6ヶ月ごろから自力で寝るように促すと自然に眠る力がつくようです。具体的には
- 目を覚ましたときに構うまでしばらく待つ
- 熟睡してからではなく、眠い状態でベット(布団)に運ぶ
特に2つ目は子供は寝る前の情景を記憶しており、起きた際に変わっていると同様し情景を再現するようで親と同室の赤ちゃんは自力で寝るのが下手な傾向があるとの研究結果があるようです
もっと詳しく知りたい方は以下の本がオススメです