企業の業績悪化を受けて自身のキャリアについて考えた結果、コンサル職に興味を持つ方も増えているのではないでしょうか
ケース面接対策は数をこなすのが一番の近道ですが、そんなこといっても具体的にどんなことを聞かれるのか気になるのが人の常。
急拡大を続けているaccentureを目指す方も多いと思います。今回はその中でも難しいとされる strategyの1次面接での私の体験談を記載して行きたいと思います
やっぱり聞かれる志望動機
志望動機については別記事でも記載しましたが、自分の意思をはっきりさせるためにもきちんと固めておくべきです。またコンサルは他職業と比べて転職率が高い(業界では3年で半数がやめていくと言われています)ため、ファームとしてもすぐに辞める人材ではないか、と気になります。ありきたりですが私が聞かれた質問を記載します
なぜコンサルなのか
多くの人はキャリアを大きく変えることになるかと思います。必ず「〜よってコンサルでないければならない」と帰結できるようにしてください。またその理由から派生して質問が続いてきますので、事前に自身でwhy soと続けて志望動機を深堀していってください
(例)
候補者:化学メーカーの事業変革の仕事がしたい
→面接官:いまいる会社でそのポジションにつけばいいんじゃないですか
→候補者:様々な化学メーカーの事業変革に携わりたいと考えています
→面接官:なんで事業変革がしたいの?
→候補者:自身の担当している事業に変革が必要と考えていているが今のポジションでは難しい
‥‥‥
なぜaccucentureなのか
正直ビックファーム同士でかなり色の違いがあるかというとそうでもないですが、自身がしたいこと(志望動機)とファームの特徴が一致していることやコンサル未経験者であれば転職者への教育環境が整っているなどを言及するとよいと思います。少なくともaccucentureではこの質問に対しては深堀はありませんでした。
フェルミ推定
趣味に関する市場
志望動機を聞かれた後に、アイスブレイクをかねて雑談(どこからきたのか。私は遠方から面接を受けにいっていたので、何時間くらいかかりましたかー、など)を10分くらいしました。その後に
面接官:趣味はなんですか
私:ゴルフです
面接官:では国内のゴルフ場の数を教えてください
といわゆるフェルミ推定を振られました。アクセンチュアの場合は丁寧で
面接官:では時間は15分としましょうか。確認したいことがあれば適宜質問してください
と時間指定してくれました。
計算方法は別記事に記載してありますので、そちらを参照してください
ひとつ重要なのは、必ず時間内に解答を出してください。後述しますが解答をもとにディスカッションをしますし、コンサルは時間ないに示唆を出すことを求められる仕事です、コンサルを目指すのであれば時間内で出せうる精確な解答を導けるよう訓練してください
フェルミ推定結果についてのディスカッション
アクセンチュアでは、その場で面接官が携帯で答え(今回の場合は国内のゴルフ場の数)を検索してその答えとの誤差についてディスカッションしました。
面接官:なぜ多めになってしまったのですか
私:ゴルフ場利用者の見積もりが多くなってしまったためです。ゴルフ常利用者はxxxと見積もっており、このyyyの推定が。。。。
と解答に影響する因子の誤差、さらにその因子に影響する因子について言及します。フェルミ推定の記事にも記載していますが、どれだけ時間がなくてもフェルミ推定で利用した計算式は残すようにしましょう。ディスカッションする上で有用です
最後に
アクセンチュアのストラテジーといえど、1次面接はかなりスタンダードなコンサルの面接といえます。他の戦略ファームに比べてあまり詰められない印象でした。最初にも記載しましたが、ケース面接は練習あるのみですので油断せずに継続して研鑽してください